ボリビアの祭り グランポデール
グラン・ポデールは6月にラ・パスで行われる祭りです。その初日の日曜日にパレードが行われます。グラン・ポデールの意味は「偉大なる力」でキリストのことを指すそうですが、祭り自体はキリスト教以外の風習を色濃く残しています。踊りのチームが50チームあまりも出場するのですが、お昼過ぎに始まったパレードは、夜中まで続きます。僕が見たのはほんの2時間ほど。あとから聞いてみると、僕が見なかった踊りの種類も沢山あったようです。
これは Reyes morenos と呼ばれている仮装です。色黒の王様、とでもいう意味でしょうか。インディヘナの王を表しているのではないかと思います。目がぎょろっとして、パイプを加えているお面が特徴です。
全身はこんな感じ。重そうな衣装です。暑くて大変そうでした。
これも同じです。同じテーマで多くのグループがそれぞれの仮装に趣向を凝らして出場しています。
これも同じです。このグループは暑いので仮面をはずしています。
これが仮面のアップ。銀色のものと黒のものとがあるようです。
これは上の Reyes morenos と一緒に登場する女性たちで、なぜだか china morenada (黒い中国娘?)と呼ばれています。ミニスカートで現代風ですが、頭の帽子は伝統的な女性たちがかぶるものと同じ形、そして三つ編になった頭と、昔ながらの伝統を残しています。
これも同じ。
これも同じ。別グループです。
足元は、こんな高いブーツです。踊りにくそうでした。
こちらは水分の補給中。日中は日差しが強かったので大変そうでした。
こちらは伝統的な衣装で踊る女性たち。これも Reyes morenos と一緒に踊る人たちで、この踊りは morenada と呼ばれています。
これは別のグループ。
これも別グループ。一斉に回転するときれいです。
この二人の女性は、時代の古い衣装を着ているのだそうです。
左の方の白いきぐるみはオソ(熊)と呼ばれていますが、正体は良くわかりません。
見物客の様子を見ているのもなかなか面白いものです。
これは伝統衣装と現代版衣装の踊り子さんたちとその後ろにいる金色の大げさな衣装を着たものはアチャカチと呼ばれていました。アイマラ語のようですが、これもなんだか良くわかりません。
これもまた大げさな衣装ですが、どうも Reyes のバリエーションのようです。
こちらは Diablada という踊りに登場する悪魔です。
こちらは女悪魔たち。右端の女性が悪魔のお面を手にしているのがわかります。なんでも昔鉱山に女悪魔が現れ、鉱夫たちをたぶらかして殺したとか。
この人たちは wacawaca と呼ばれていました。どうもミルク絞りの人たちのようですが、良くわかりません。
このお面は黒人かと思いましたが、どうやらインディオのようです。